過酷な舞台裏で学んだTIPS


フィッターをしていると、何度か書いていますが、フィッターという言葉を知っている方はあまりいないかもしれません。

21歳の時にフィッターと呼ばれる仕事があることを知りました。

フィッターという言葉を知らないのは無理もありません。

表には出ない、影の黒子的な存在だから。

フィッターの仕事を一言で伝えるならば、早着替えのサポートのプロと言ったところでしょうか。

 

ファッションショーの裏側が職場です。

戦場のような舞台裏で、衣装の管理とモデルさんの早着替えをサポートします。

ランウェイを歩いたモデルさんが衣装を脱ぐサポートと、次の衣装に着替えるためのサポートです。

衣装関係のスタッフは、スタイリストさんを筆頭に、アシスタント、フィッターとがいます。

モデルさん1人に1人ついたフィッターがそのモデルさんの早着替えをサポート。

それをアシスタントさんが更に状況に応じて臨機応変にサポート。

アシスタントさんは特定のモデルさんの担当というわけではなく、状況を見て着替えにてこずっているようなところを見つけてサポートしてくれます。

かさっとハンガーをはずしたジャケットを渡してくれたり、背中のファスナーをあげてくれたり、頼りになって、かゆいところに手が届くような存在です。

着替え終わったモデルさんの最終的なチェックをスタイリストさんが行い、出番と共にモデルさんがランウェイを歩く。

モデルさん達は何食わぬ顔で優雅に颯爽とランウェイを歩かれますが、舞台裏に戻ってからはバタバタとまた着替えに追われます。

ショーの規模などにもよりますが、それを1回のショーで3~6着分繰り返します。

トータル時間にして約20分程度。

その間、シャツやブラウスのボタンを閉めるのをサポートしたり、しゃがんで靴ひもを結んだり。

そりゃ、久しぶりの時には筋肉痛にもなりますよね。

 

半年に数回くらいの緩いペースではありますが、フィッターをするようになってかれこれ12年。

早く着替えるための衣装の準備や突然のアクシデントへの対応など、現場での対応でとても勉強したことがたくさんあります。

そんなフィッターのTIPSで、日常の急なトラブルを解決できそうなものを少しずつ書き留めていきたいと思っています。

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